ブレーキ装置の整備不良を防ぐためには
整備不良が原因となった事故のなかには
ブレーキ装置の整備不良による事故があり
国内の事故のうち、約2割を占めていることが分かっています。
ブレーキ装置のメンテナンスを怠ると
ブレーキ液の劣化や漏れが発生し
自動車の停止距離が長くなる傾向にあります。
ブレーキ液の交換を怠ると、その劣化(空気中の水分の吸収)により沸点が下がります。
ブレーキ使用時の熱によって、ブレーキ液が沸騰して気泡が発生すると
油圧がかからなくなり、ブレーキの利きが悪くなる現象(ペーパーロック)の
発生率が高まり、停止距離が長くなるわけです。
ブレーキの整備がいかに重要かが分かります。
ブレーキ液は、自動車の使用の有無にかかわらず経年劣化します。
メーカーが車両毎に推奨するブレーキ液の交換時期を参考に
定期点検では、交換するようにしましょう。
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