トラック整備と普通自動車の整備は何が違う?
自動車の整備は、車種の違いがあったとしてもそれほど大きな違いはありません。
しかし、自動車の整備・点検の中で重要視される車検整備は、トラックと普通自動車では違いがあります。
まずトラックの中でも、貨物を運送するためのトラックや、8t以上の車両総重量のあるトラックは、1年に1度必ず車検が必要で、車検の通らないトラックは使用することはできません。
一方、普通自動車は、2年に1度の車検を受ければ良いので、点検の頻度自体が大きく違います。
整備点検が厳しくチェックされ頻度や点検整備ヶ所は厳しく定められている部分は、トラックも普通自動車も同じです。
主に必要となる整備点検、
・ブレーキ検査
・外周検査
・黒煙検査
の3つを軸に、安全にトラックや自動車を走らすことができるのかの点検整備が行われます。
ブレーキ検査では、前輪のブレーキ、後輪のブレーキ、サイドブレーキと3つのブレーキの点検が行われます。
外周検査では、ブレーキランプやウインカーなどの点灯がしっかりなされているか、ワイパーやウォッシャーの装備、タイヤやホイールの装備が適切かなどの点検が行われます。
黒煙検査では、エンジン部分に不具合がないか、排気ガスの調査を行い基準を満たしているかの点検が行われます。
以上の点検が無事にクリアすることで、通常通りの業務・運転を行って良いことになります。